悩んだ時こそ下を向こう│上を向いて歩くのは古い!雑草の生き様

辛い時、悩んだ時 無理やり明るく
上を向いている人へ

そんな時は、落ち込んだ心に任せて
下を向いてみませんか?

動画でも解説しています。

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上を向いて歩こう

坂本九さんの「上を向いて歩こう」という有名な曲があります。

上を向いて歩こう
涙がこぼれないように
泣きながら歩く
一人ぼっちの夜

坂本九 上を向いて歩こう

曲全体を通して、泣きながらも上を向いて歩くことで、幸せを掴もうというメッセージを感じ取ることができます。

この歌は、1961年、昭和36年に生まれ、高度経済成長期に向かうなかで多くの日本人を救ってきた歌であります。

雑草のんびりライフ
雑草のんびりライフ

私が学生の頃、教科書に載っていたような記憶もあります。

それほど、愛されてきた、誰もが知る名曲です。

しかし、この曲が生まれた高度経済成長期は「物を作れば売れた」そんな時代でしたが、今はITの発展により、目まぐるしく変わっていく時代。

この歌のようにみんなが上を向いて、幸せを掴める時代ではなくなってきたように感じます。

自分の生きやすい場所や生き方を探していく

人と違うことに悩んだり

繊細で生きづらい

みんな、違うのに、みんな上を向いて歩いて幸せになろうというのは、あまりにも残酷ではないでしょうか。

もちろん、上を向いて幸せを掴む人もいるでしょう。

その人はきっと今が自分にとって生きやすい場所にいたり、前向きになれる環境にいるということなのです。

では、そうではない人、つまり今が生きづらいと感じている人はどうしたら良いか、

自分の生きやすい場所や生き方を探していくのです。

下を向く = 雑草の生き様を知る

雑草と一括りにしてしまいましたが、ここでいう雑草とは、道端に生えている誰も栽培していない草と定義します。

そんな雑草の生き様、みなさんは注目したことがありますか?

雑草の頭の中

雑草はよく、踏まれても立ち上がる健気さを例えられたりします。しかし、これは全くの誤解です。

雑草は踏まれても何度でも立ち上がる、とよく誤解されていますが、実は、雑草は踏まれたら立ち上がりません。

雑草のように生きる 本当の雑草魂とは

では、踏まれた時、雑草はこう考えます。

ここはもうダメだ。違う場所へ引っ越そう

人間の足に種子をくっつけて利用してやろう

踏まれても立ち上がるぞ、なんて涙をこらえて、耐えている雑草はいません

踏まれることは雑草にとって逃れることのできない事象なのです。

それを耐えるのではなく、そのことを回避したり、むしろ踏まれることを自分の子孫繁栄に利用したりします。

雑草って、すごく賢いでしょう?

実際に下を向いてみよう 雑草の気持ち

コンクリートの隙間

オランダミミナグサ

コンクリートの隙間にいる「オランダミミナグサ」という雑草です。

実際、私が通勤時に見つけた、よくある光景ですよね。

では、この雑草の気持ちを考えてみましょう

「雑草は踏まれても立ち上がる」と考える人であれば、

車に踏まれても負けないぞ

と感じるかもしれませんね。でも考えてみてください。

私たち人間は車に踏まれたらどうなりますか?

最悪の場合、死んでしまいますよね。
しかもこの雑草は人間よりもっともっと小さい存在です。まともに衝撃を受ければすぐに死んでしまいます。

だけど、この雑草はあえてこの場所を選んで住んでいるんです。

雑草の生き方評論家である私はこの雑草がこう言っているように感じました。

私だけの秘密の場所

つまり、このコンクリートの隙間、車に踏まれないギリギリで、自分だけの秘密基地を見つけた子供のようにはしゃぐ姿が思い浮かびました。

みなさんはどう考えましたか?

畑から逃げ出す

畑に咲く菜の花と、畑の土手に1輪だけ咲いている菜の花。畑にはたまにこんな光景があります。

栽培しているはずの植物と、その畑から逃げ出した同じ子たち。

では、この雑草の気持ちを考えてみましょう

私は初めてこの光景を見た時に、菜の花の集団を前に見ると、抜け出した菜の花が仲間外れにされたような印象を受けました。

しかし、視点を反対にしてみると、

畑から、いち抜けっ!

というように、前に飛び出していく菜の花が見えました。

みんな同じ場所で、同じように背比べをしているのに飽き飽きした菜の花が飛び出しているのかもしれません。

みなさんはどう考えましたか?

自分が生き残れる場所を探す

雑草は、自分が生き残れる場所でしか生息しません。

耐えて生き残れるほど、自然界は甘くないからです。

自然界は精神論ではどうもなりません。どうやって生き残るか、戦略が全てなのです。

私は人間界も同じだと思っています。

精神論では、少しだけ強く慣れた気がしますが、それは自分を犠牲にしているだけで、生き残ることとは違うのです。

自分が心地よく、それでも生き残れる場所があります。

日本人は耐えるということを美徳に考えることが多いですが、耐えることよりも、その場所を探すほうが重要です。

明日から下を向いてみませんか?

辛いとき、涙をこらえて無理に上を向く必要はありません

雑草にいろんな生き方があるように、あなたに合う生き方を探しましょう

生き方を探すときに、雑草の生き方がヒントになれば嬉しいです。

雑草の生き方に関する参考図書の紹介

ではまた!

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